三菱新型両面機DAIYA402MP稼働開始
●’10.2
三菱の最新型四六全判1色/1色両面専用機『DAIYA402MP』が、今年2月に東京都板橋区の有限会社五十嵐印刷様に納入され、本格稼働に入りました。
従来の三菱両面専用機『DAIYA4D-P』(B/Bタイプ)と、ほぼ同じスペースでありながら『圧胴タイプ』である『DAIYA402MP』は、外観もグッドデザイン賞金賞を受賞した『三菱DIAMONDシリーズ』を踏襲し、“ソフト・ジオメトリック(柔らかな幾何形態)”と言う北欧デザインの思想を取り入れ、給排紙とユニットには『LEDランプ』を装備したスタイルとなっています。
また、外観だけではなく『DIAMONDシリーズ』で開発された新機構も含め、『ベルト式排紙装置』や『半自動版交換装置(ベンダーレスSPC)』など最新の機能を搭載可能となっています。
『DAIYA402MP』の諸元と、主な仕様は以下の通りです。
【 DAIYA402MP諸元 】
最大紙寸法 | 1,120×820㎜ |
最小紙寸法 | 620×460㎜ |
紙厚範囲 | 0.04㎜~0.2㎜ |
【 主な仕様(オプションを含む) 】
- 半自動版交換装置(ベンダーレスSPC)
- ブランケット自動洗浄装置
- API(高精度インキキー:トレー式)
- 排紙部ベルト式紙ガイド
- 真空吸着ベルト式フィーダーボード(紙ずれ防止機能付)
- フィーダーボード枠自動開閉装置
- 印圧プリセット
- 天地・左右・コッキング見当調整リモコン(表裏に装備)
- エキスパートソフト(QSI・SPE・インキ呼出回数可変)
- メンテナンスモード(グリスアップ・ニップ調整モード)
- インキドクター着脱リモコン
- 真空吸引車個別左右移動リモコン
- リモコンデスク・操作用タッチパネル その他
また、この『DAIYA402MP』には『新型省スペースリモコンデスク』が装備されています。
API(オートプリセットインキングシステム)、各種操作用タッチパネルを装備しながら、従来のリモコンデスクよりも大幅に設置スペースを小さくしました。
色見用のテーブルの角度も「可変式」とし、工場スペースやお客様のお好みで変更が可能です。
新型 省スペース・インキキーリモコン 工場スペースやお客様のお好みで
テーブルの角度を変えられます
納入頂いた有限会社五十嵐印刷様では、本格稼働を開始し、早速1日2交代で20万部前後の印刷をコンスタントにこなしていらっしゃいます。
従来の三菱両面専用機『DAIYA4D-P』(B/Bタイプ)をお使い頂いていたお客様には、是非とも一度本機をご覧頂きたく、お問い合わせは弊社までお願い申し上げます。